サイクルポートを自作する

基礎固めのポイント

 

 

サイクルポートをしっかり作るためには前項でも触れましたが基礎をしっかりすることが最も重要なポイントとなります。

 

基本的には「きちんと基礎石を置いて、柱も4本立ててしっかりと作ろう」と考える人が多いかと思いますが、実際にやろうと思うと、基礎石にはどのようなものを使用したらいいのか悩むかもしれません。

 

ブロックや2×4の木材などが候補になると思いますが、地面の状態を確認してから、土台の計画を立てた方がいいでしょう。実は基礎石自体は特別なものでなくても構わないのです。

 

目的は柱や土台の木が土に直接接触しないようにすることなので、地面が柔らかい場合には、本体が埋まっていかないように底面積を広くした方がいいでしょう。

 

普通のブロックでも十分使えますが、その半分の大きさでブロックの一方の穴が塞がっているタイプを使った方が便利かもしれません。

 

4方にブロックを置いて柱を立てますが、柱と柱をつなぐ横木を下と上の2箇所にわたして金物で留めるようにしてください。ホームセンターに専用の小型の金物が売っているので、それを使えば簡単です。

 

この横木を増やせば、フックなどを付けて用具類を吊るせるようにするのも便利です。単管パイプを使う場合には、単管を立てる場所に15cm厚のブロックを地面の面まで埋め、周辺の土をしっかり踏み固めます。

 

次にブロックの穴に単管を入れてフレームを組み、水平を出してから、少し硬いモルタルを積めていきます。底面が土の場合は、こうしておくと現状復帰が非常に簡単なのでお勧めです。