サイクルポートを自作する

自作に関する疑問点

 

 

基本的には木材で作る場合が多いと思いますが、まずは4隅の柱となる木材の種類です。いろいろな種類の木材がありますが、安くて丈夫なものに越したことはありません。

 

米松のバタ角(90mm×90mm)は安くて丈夫でもありますが、水に濡れると反ってしまうのが欠点です。従って少々高くても杉など使った方がベターでしょう。強度的に不安な場合には間柱の数を増やして、筋交いを入れれば大丈夫です。

 

地面がコンクリートの場合は、柱用の台形で止め金具の付いた礎石もありますが、柱意外に間柱をする事を考慮すれば、3方には一段ほどブロックを積んだ方がいいかもしれません。その上に柱と間柱を設置すれば、水もかかりにくくなります。

 

3面はポリカーボネートにして、残り1面を開閉できるドアのようなものにしたい人もいると思いますが、柱の外面に付けるドア枠にすれば、普通の柱開口部内側に付くものよりも格段に取り付けが楽になります。ちなみに外側をポリカーボネートで覆う場合、内側の木材は何も加工しなくてもそれ程問題はありません。

 

塗装するならそれに越したことはありませんが、手軽な自作というのなら拘らなくてもいいでしょう。やはりこうした手作りでのポイントは基礎固めにあります。それぞれの地面に対してここがしっかりできていれば、本体は比較的軽量なので、十分長持ちすると思います。